『64(ロクヨン)』と功明ちゃん誘拐殺人事件

『64(ロクヨン)』と功明ちゃん誘拐殺人事件

未解決事件とは、空白が残ることではない。

むしろ、時間の経過とともに語りが更新され、観測され続ける出来事である。

事件は終わらないのではない。終わり方だけが、いまも更新され続けている。

昭和64年は七日間で終わった。

だが、その短い時間に生じた揺れは、作品や記憶のなかで静かに続いている。

国家の暦は、わずかな断層を挟んで切り替わる。その断絶は、単なる年号の更新ではない。行政・警察・報道といった制度の運用が、連続しているようでいて、微細に揺らぐ瞬間である。

断層は、普段は沈黙している。ただ、見えない場所で力が蓄積され続け、やがて社会のどこかに揺れとして現れる。そして、その揺れの上には、新たな語りと記憶が、静かに書き重ねられていく。

そして昭和64年1月5日、群馬県で7歳の女児が誘拐され、殺害された。事件は未解決のまま時効が迫り、遺族は「終わらない時間」を生きていた。横山秀夫の『64(ロクヨン)』は、この未解決事件を中心に据えながら、犯人当ての物語ではなく、むしろ事件を抱えたまま自壊していく組織と社会の構造を描いた作品である。

NHK土曜ドラマ『64ロクヨン』・ 小説『64』

『64』とは、犯人を追う物語でありながら、制度の奥に潜んでいた歪みが、時間の経過とともにゆっくりと露出していく過程そのものを描いた作品である。

『64』において対立するのは、犯人と捜査員だけではない。警察という巨大組織が抱える硬直、失敗の隠蔽、責任回避の連鎖。記者クラブを含む報道機関との力学。実名報道と匿名発表、報道の自由と人権保護の衝突。これらは理念の衝突というより、制度の運用が生む摩擦として描かれる。

象徴的なのが、広報官である主人公・三上義信と、新聞社の記者とのやり取りである。警察が「匿名にする」と決めた瞬間、社会はその判断の妥当性を検証できなくなる。匿名化は人権保護として機能しうる一方で、行政側の裁量に依存する限り、情報の切断やミスリード、さらには「隠蔽」を容易にする。作品が繰り返し立ち上げる語彙――「隠蔽」とは、単に嘘をつくことではない。責任の所在を曖昧にし、時間を引き延ばし、組織の都合で“物語”を書き換える技術である。

本記事では、『64』の原作およびNHKドラマ版に触れながら、作品のモチーフとされる功明ちゃん誘拐殺人事件、ならびに北関東で多発した児童の略取誘拐・殺人事件群を、出来事の羅列としてではなく「構造」として整理する。そこには、制度同士が擦れ合う接合部がいくつも表面化している。

未解決事件が残すのは、犯人不明という断層だけではない。制度の限界、情報の非対称、地域社会に蓄積する噂と恐怖、そして遺族が生きる時間の形そのものだ。昭和64年という断層は、いまも完全には閉じていない。

※本記事は2022年公開版を基に、2026年時点の視点から全面改稿したものである。

ここから先は、作品批評としての『64』を一度離れ、現実に起きた出来事の配置をたどりながら、制度と地域社会の接点を見ていく。

北関東という地理的断層面 :事件が連なって見える場所

1970年代後半から1990年代にかけ、群馬・栃木・茨城を中心とする北関東地域では、幼児・児童を対象とした誘拐、行方不明、殺害事件が断続的に報じられてきた。それらは単一犯による連続事件として確定しているわけではない。しかし、発生した場所や状況、被害者の年齢層、そして地域社会の構造を並べてみると、共通する輪郭が静かに浮かび上がる。

足利市、太田市、桐生市、館林市――地図上に事件の地点を置いていくと、それらは一本の線として連なるのではなく、生活圏の周縁部に沿うように散在していることが見えてくる。郊外型のパチンコ店、幹線道路沿いの空間、親の目が届きにくい余白。高度経済成長後に形成された移動社会のなかで、地域の境界が曖昧になった場所である。

1979年の足利市女児誘拐殺害事件、1984年同市のパチンコ店女児失踪事件、1987年太田市の小学2年生女児行方不明事件、1990年の足利事件。これらはそれぞれ独立した捜査対象でありながら、時間の経過とともに、同じ地理的な接合部の上に現れてきた事象として読み直すこともできる。

さらに1990年代初頭には、誘拐未遂や児童への声かけ、猥褻目的の連れ去りなどが報道され、地域社会のなかに長期的な不安が蓄積していたこともうかがえる。それは単なる犯罪統計ではなく、生活圏の構造と情報の流通が交差する場所に生まれた歪みであった。

この地域に現れた複数の事件は、単一の犯人像だけでは説明できない。むしろ、制度と生活の境界が揺らぐ場所で、繰り返し観測されてきた出来事として読む方が自然である。

以下は、その時間軸と事件概要を整理したものである。

年月日事件概要
1979(昭和54)年8月3日(金曜日)栃木県足利市内の5歳女児誘拐殺人事件(公訴時効)
1984(昭和59)年11月17日(土曜日)栃木県足利市のパチンコ店から5歳女児が行方不明、その後、白骨遺体で発見(公訴時効)
1987(昭和62)年9月15日
(火曜・祝日:なお同日は功明ちゃん誘拐事件の翌日)
現:群馬県太田市に住む小学2年生の女児が自宅付近の公園から行方不明、その後、白骨遺体で発見(公訴時効)
1990(平成2)年5月12日(土曜日)栃木県足利市内のパチンコ店から4歳女児が行方不明、翌日、遺体で発見(所謂「足利事件」公訴時効)
1996(平成8)年7月7日(日曜日)群馬県太田市のパチンコ店から4歳女児が行方不明となっている事件(太田市パチンコ店女児失踪事件)

なお、1996(平成8)年7月7日、群馬県太田市のパチンコ店から4歳女児が行方不明となった事案については、第三者による略取誘拐の可能性が指摘されている。

これらは単独の事件として扱われてきたが、地理的に見ると、互いに切り離しきれない連続面を形成している。

功明ちゃん事件:断層面の露出

北関東地域に断続的に現れていた複数の事件は、それぞれ独立した出来事として扱われてきた。しかし、1987年9月に発生した『功明ちゃん誘拐殺人事件』は、それまで水面下にあった歪みが、はっきりとした形で社会の前に現れた瞬間であった。

以下で、事件概要と時間軸とを整理した。

事件概要身代金要求の略取誘拐・殺人
事件日時1987(昭和62)年9月14日
事件現場群馬県高崎市筑縄町 神社
被害者数5歳男児 1名
容 疑 者不明 2002年9月4日時効
犯行動機2000万円(後に1000万円)要求

この事件が特異なのは、単に幼児が誘拐され殺害されたという残虐性だけではない。犯人からの脅迫電話、逆探知をめぐる議論、報道と警察の関係、地域に流れた噂――複数の制度が交差する地点で発生し、そのすべてが同時に揺れ動いたことである。

『64』が描くのもまた、こうした揺れのなかで露出する制度の継ぎ目である。功明ちゃん事件は、そのモデルとしてだけではなく、昭和という時代の終端において、制度の継ぎ目がどのように現実の出来事として表れたのかを示す象徴的な事例でもあった。

以下では、事件の概要を整理したうえで、当時残された証拠や報道から、その断層面の具体的な輪郭を追っていく。

事件概要 :観測の基準点

事件は1987(昭和62)年9月14日、群馬県高崎市筑縄町で発生した。当時5歳の男児・荻原功明ちゃんが自宅近くの神社に遊びに出かけたまま行方不明となり、同日夕方、家族によって捜索願が提出された直後、男児宅に身代金を要求する脅迫電話がかかってきた。

犯人は複数回にわたり電話を繰り返し、当初2000万円、後に1000万円へと金額を変更している。事件から二日後の9月16日、高崎市内の寺沢川で男児の遺体が発見された。死亡推定時刻はそれ以前とされており、殺害後も身代金要求の電話が続いていたことになる。

犯人は特定されないまま、2002年9月に公訴時効が成立した。戦後の幼児誘拐殺人事件のなかでも、身代金目的とされながら未解決となった事例として、現在も検証の対象となり続けている。

本記事では、この事件を単なる未解決事件としてではなく、制度・報道・地域社会が交差した地点として位置づけ、以後の章でその断層面を追っていく。

以下は、本事件のタイムライン

9月 14, 1987

1987(昭和62)年9月14日(月:翌日は祝日)の午後4時から5時頃:当時5歳の幼稚園男児の功明ちゃんが群馬県高崎市内の自宅付近の神社に遊びに出かけたまま行方不明 その約10分後、功明ちゃん家族が付近神社などを探すが功明ちゃんの姿を見つけることができず

群馬県高崎市内の自宅付近の神社に遊びに出かけたまま行方不明

9月 14, 1987
9月 14, 1987

午後6時30分頃:父親が群馬県警高崎署に捜索願を提出

父親が群馬県警高崎署に捜索願を提出

9月 14, 1987
9月 14, 1987

午後6時40分頃:午後6時40分頃、功明ちゃん宅に男性の声で「2000万円を払わなければ殺す。警察には連絡するな」などと脅迫する電話がかかってくる

功明ちゃん宅に男性の声で「2000万円を払わなければ殺す。警察には連絡するな」などと脅迫する電話

9月 14, 1987
9月 14, 1987

午後8時3分の3回目の電話では、誘拐された功明ちゃん自身が電話口に出て「これから帰るよ」などと話す。その後、1987(昭和62)年9月16日の朝までに無言電話やコールだけの電話が合計17回

功明ちゃんの死亡推定時刻

9月 14, 1987
9月 16, 1987

12時35分頃、群馬県高崎市鼻高町を流れる碓氷川支流寺沢川(川幅5-6メートル、水深は浅い)で遺体となった功明ちゃんが発見される

4回目の脅迫電話(1000万円を要求)

9月 16, 1987

逆探知問題 :制度が噛み合わなかった瞬間

功明ちゃん事件をめぐる議論のなかで、繰り返し語られてきたのが、犯人からの脅迫電話に対する逆探知体制の問題である。

当時の報道では、県警とNTTの双方が会見を開き、逆探知態勢の運用をめぐって見解の差異が示された。

ここで重要なのは、「逆探知が失敗したか否か」という単純な結論ではない。警察という捜査機関と、通信インフラを担う企業、そしてその説明を追う報道機関という三つの制度が、同じ出来事を前にして必ずしも同じ言語で状況を共有できていなかった点である。

警察側は、特定の局で逆探知が行われていれば発信源に迫れた可能性に言及した。一方、NTT側は、そもそも解除という事実はないと説明した。この食い違いは、責任の所在を巡る対立というよりも、制度ごとに前提となる運用や技術的理解が異なっていたことを示唆している。

『64』が描くのもまた、こうした制度間の齟齬である。事件そのものよりも、出来事を処理しようとする組織の動きが互いに噛み合わず、その隙間に不信と疑念が蓄積していく。逆探知問題は、犯人を取り逃がしたかもしれない一瞬として語られる一方で、同時に昭和末期の行政運用が抱えていた接合部の脆さを象徴していた。

もしここで完全な連携が成立していたとしても、事件が解決したかどうかは分からない。しかし、この瞬間に制度の継ぎ目が露出し、後年の物語や検証のなかで繰り返し参照されることになったのは確かである。

犯人像:仮説が示す地域社会の輪郭

功明ちゃん事件の犯人像については、当時から多くの仮説が語られてきた。身代金要求の不自然さ、金融機関の休業日をまたぐ脅迫、具体的な受け渡し方法が提示されなかった点などは、計画性の欠如とも、別の動機の存在とも解釈されている。

報道のなかでは、同姓の別家族が土地売却によって現金を得たという噂が地域に広がっていたことから、犯人が標的を誤認した可能性も指摘された。もしこの仮説が事実に近いのであれば、事件は周到な計画犯罪というよりも、地域社会に流通する断片的な情報を基にした粗雑な犯行として浮かび上がる。

以下は、報道が示唆する犯人像と本記事筆者の推測。

・男性
・身長170cmくらい(被害者男児が通う幼稚園付近で目撃された人物)
・犯人の年齢:40歳前後(声紋分析では20-30代との報道もある)
・出身地は群馬県、新潟県南部、埼玉県北部(国語学者金田一春彦氏の話)
・不審な2台の白い車両のうち1台はトヨタ・クレスタGX71(遺棄現場のタイヤ痕)
・小型犬を飼っていた可能性がある(遺留物の布団カバーに付着)
・NTT群馬支社長野局管内に自宅などがある可能性(逆探知から)
この犯人が曜日を意識しない生活をしていた。日頃、金融機関の利用してない可能性がある。現金での受け取りを考えていたと思われる。

ただし、ここで重要なのは、どの仮説が正しいかではない。むしろ、犯人像をめぐる推測そのものが、当時の地域社会の輪郭を映し出している点である。誰が土地を売ったのか、誰が現金を持っているのかといった噂が、日常の会話のなかで共有され、それが犯罪の想像図にまで影響を与えていた可能性がある。

『64』が描くのもまた、犯人の内面ではなく、事件を取り巻く制度や社会の動きである。犯人像は一人の人物を特定するための線ではなく、社会のなかに存在していた複数の歪みを可視化するための輪郭線として読むことができる。

犯人がどのような人物であったのかは、いまも確定していない。しかし、残された仮説の数だけ、当時の社会が抱えていた不安や想像力の形が浮かび上がる。それは、未解決事件が時間とともに「人物像」ではなく「構造」を残していく過程でもある。

こうして残されたのは、人物像ではなく、社会の輪郭そのものであった。

終章:観測としての「64」

『64』が描いているのは、未解決事件の真相そのものではない。犯人を追う過程のなかで、制度の継ぎ目が露出し、組織の内部に潜んでいた歪みが、時間の経過とともに静かに可視化されていく過程である。

功明ちゃん誘拐殺人事件もまた、犯人像の確定という形では終わらなかった。残されたのは、断片的な証拠、食い違う説明、そして地域社会に積み重なった記憶という痕跡である。事件は過去に固定されることなく、報道や作品、検証のなかで繰り返し呼び戻され、そのたびに異なる角度から読み直されてきた。

未解決事件とは、単に空白が残ることではない。むしろ、時間の経過とともに語りが更新され、出来事の輪郭そのものが変化していく観測の対象である。

昭和64年は七日間で終わった。だが、その短い時間に生じた揺らぎは、作品や記憶のなかで静かに残り続けている。『64』とは、犯人を追いながら、出来事の奥に潜んでいた歪みを観測し続ける物語であり、現実の事件もまた、終結ではなく観測の対象として現在に残り続けているのかもしれない。


参考・引用文献
『殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件― 清水潔,著 新潮社 2016年6月』
『64(ロクヨン)(上) D県警シリーズ  横山秀夫,著 文藝春秋 2015年2月など』

足利の不明女児、誘拐の疑いで捜査 自宅へ不審な電話 朝日新聞 1984年11月22日付
小2少女不明に 若い男が連れ去る?/群馬・尾島町 読売新聞 1987年9月16日付
5歳男児誘拐頃殺される 男の声2000万円要求群馬・高崎川の中、裸で発見 遊びに出て14日から不明 中日新聞 1987年9月16日付
脅迫電話のやりとり内容 「警察に知らせたか」犯人 功明ちゃん「これから帰るよ」功明ちゃん誘拐殺害事件 初動捜査遅れた 苦しい弁明県警本部長 最悪事態無念の査陣 中日新聞 1987年9月17日付
群馬の誘拐・殺人事件、犯人は中年以上の男性か 毎日新聞 1987年9月18日付
功明ちゃん誘拐殺人、一般加入電話から脅迫電話 毎日新聞 1987年9月19日付
園児誘拐殺人「犯人は群馬・新潟南部・埼玉北部の出身者」脅迫電話を金田一氏分析 NHKニュース1987年9月24日付
布団カバーから小型犬の毛/高崎・園児誘拐殺人 読売新聞 1987年10月2日付  
「警察だ」と女生徒誘う 高崎・園児誘拐現場近く5月に2件、車の不審者 読売新聞 1987年9月26日付
群馬・高崎の園児誘拐殺人 同姓別人と間違え? 近くに“2千万入金”の家 読売新聞 1987年10月4日付  
白い車はクレスタGX71=功明ちゃん誘拐 毎日新聞 1987年10月12日付
逆探知解除問題で県警とNTT会見 功明ちゃん誘拐殺人 朝日新聞 1987年10月4日付
最近の赤ちゃん誘拐、犯人はいずれも逮捕 毎日新聞 1987年12月30日付
幼女連れ出す 草津のホテル従業員、誘拐の疑いで逮捕 群馬 毎日新聞 1989年3月1日付
不明女子小学生の捜索 続行 隣町でも誘拐未遂事件(群馬・新里村)NHKニュース 1990年12月14日付
少女誘拐容疑でイラン人逮捕 群馬県館林 朝日新聞 1991年3月13日付
自転車の男とは 憶測に揺れた地元 朋子ちゃん事件きょう2年 群馬 朝日新聞 1989年9月15日付
未解決の幼女殺害3事件と宮崎は無関係-捜査当局が断定 北海道新聞 1989年10月6日付
わいせつ目的誘拐容疑で会社員を再逮捕/群馬 朝日新聞 1993年11月30日付 

映像
NHK土曜ドラマ『64』(2015年)
映画『64-ロクヨン- 前編/後編』(2016年)


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Jean-Baptiste Roquentin運営者

投稿者プロフィール

Jean-Baptiste Roquentinは、Albert Camusの『転落(La Chute)』(1956年)とJean-Paul Sartreの『嘔吐(La Nausée)』(1938年)に登場する主人公の名を組み合わせたペンネームです。メディア業界での豊富な経験を基盤に、社会学、政治思想、文学、歴史、サブカルチャーなど多岐にわたる分野を横断的に分析しています。特に、未解決事件や各種事件の考察・分析に注力し、国内外の時事問題や社会動向を独立した視点から批判的かつ客観的に考察しています。情報の精査と検証を重視し、多様な人脈と経験を活かして幅広い情報源をもとに独自の調査・分析を行っています。また、小さな法人を経営しながら、社会的な問題解決を目的とするNPO法人の活動にも関与し、調査・研究・情報発信を通じて公共的な課題に取り組んでいます。本メディア『Clairvoyant Report』では、経験・専門性・権威性・信頼性(E-E-A-T)を重視し、確かな情報と独自の視点で社会の本質を深く掘り下げることを目的としています。

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