榊原正道容疑者・過去に女性監禁事件?愛媛県今治市内ピアノ教師殺害事件

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事件概要

2023年1月26日(金曜日)、愛媛県今治市内の女性ピアノ教師 (64歳)が自宅で殺害され、同女性の35歳の次女が所在不明となる悲惨な事件が報じられた。

事件発生2023年1月26日(金曜日)
発生場所愛媛県今治市内の女性ピアノ教師の自宅
被害者数2名次女暴行等、母親殺人等の可能性がある
凶器不明
容疑逮捕時暴行容疑
今後、母親への殺人等容疑の可能性がある
愛媛県今治市内ピアノ教師殺害事件 概要

警察は、現場から立ち去る男の姿を映した付近の防犯カメラ映像を確認した上で、2023年1月27日の夜間、被害者次女の知人・愛媛県西条市樋之口の自称会社員・榊原正道容疑者(34歳)を次女(35歳)に暴行を加えた疑いで逮捕した。

また、事件以来連絡が取れなくなっていた次女は、愛媛県西条市内で一人のところを発見され、現在は警察の保護下に置かれており、無傷と報じられている。

YouTube channel

今後、榊原正道容疑者は死亡した女性ピアノ教師に対する殺人事件の重要人物として入念に捜査されるだろう。

警察は女性ピアノ教師死亡に関する事件を視野に徹底した捜査を進めるだろう。

同姓同名者の過去の事件

榊原正道容疑者(34歳)の過去の事件の有無について確認を実施した結果、2011年3月10日頃、同人の同姓同名者(漢字同一)が女性への逮捕監禁致傷の容疑で埼玉県警所沢署に逮捕されていたことが過去の報道から明らかになった。

女性への逮捕監禁致傷の容疑で逮捕された同姓同名の逮捕時の年齢は21歳であり、榊原正道容疑者(34歳)とほぼ年齢が一致する。

また、女性への逮捕監禁致傷の容疑で逮捕された同姓同名は、同容疑での逮捕時、住所不定の無職である。

この事件は、2011年2月26日の16時頃、埼玉県内に住む20代の知人女性の家に侵入し、暴行を加え、包丁を突きつけるなどした後、レンタカーに押し込めて連れ出すという事件である。

榊原正道容疑者(34歳)の同姓同名者は、2011年3月8日15時50分頃まで埼玉県内や静岡県内のホテルなどに女性を監禁した疑いで現行犯逮捕され、取り調べの警察に対し「金が欲しかった」と語っていたという。

なお、逮捕後の起訴の有無及び裁判に関する情報は得られなかった。

現況、榊原正道容疑者(34歳)と上記の同姓同名者が同一人物だと断定することはできないが、氏名の漢字、年齢及び知人女性宅に侵入し、暴行を加え連れ出す手口等の同一性から同一人物の可能性が考えられる。

榊原正道容疑者(34歳)のSNS

榊原正道容疑者(34歳)のSNSアカウント(X、facebook)の有無について確認を行ったところ、同人と判断(同姓同名のアカウントは有る)できるSNSアカウントは確認できなかった。

※本記事は、2024年1月28日、20時現在の情報に基づき作成した記事である。

まとめ

現況、榊原正道容疑者(34歳) と女性ピアノ教師 (64歳)の死亡の因果関係は不明であるが、警察は女性ピアノ教師 (64歳)の死亡と榊原正道容疑者(34歳)の関係性の有無を徹底的に捜査するだろう。

また、榊原正道容疑者(34歳)の同姓同名者には知人女性の自宅に侵入し、暴行を加え連れ去るという類似事件での逮捕歴等が有るようだ。

ただし、同姓同名者の事件は、埼玉県内の事件であり、本事件は愛媛県内の事件である。地域的に離れた場所での2つの事件の関係の有無(榊原正道容疑者の類似事件での前科、前歴の有無)は、今後の捜査や社会等に大きな影響を与えるだろう。


◆参考資料
「知人女性を10日間監禁暴行の男逮捕」サンケイスポーツ2011年3月11日付


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Jean-Baptiste Roquentin運営者

投稿者プロフィール

Jean-Baptiste Roquentinは、Albert Camusの『転落(La Chute)』(1956年)とJean-Paul Sartreの『嘔吐(La Nausée)』(1938年)に登場する主人公の名を組み合わせたペンネームです。メディア業界での豊富な経験を基盤に、社会学、政治思想、文学、歴史、サブカルチャーなど多岐にわたる分野を横断的に分析しています。特に、未解決事件や各種事件の考察・分析に注力し、国内外の時事問題や社会動向を独立した視点から批判的かつ客観的に考察しています。情報の精査と検証を重視し、多様な人脈と経験を活かして幅広い情報源をもとに独自の調査・分析を行っています。また、小さな法人を経営しながら、社会的な問題解決を目的とするNPO法人の活動にも関与し、調査・研究・情報発信を通じて公共的な課題に取り組んでいます。本メディア『Clairvoyant Report』では、経験・専門性・権威性・信頼性(E-E-A-T)を重視し、確かな情報と独自の視点で社会の本質を深く掘り下げることを目的としています。

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