佐藤央雄容疑者は元暴力団か?神奈川県横須賀市内ファミレス殺人(未遂)事件

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事件概要

2023年12月22日(金曜日)18時30分頃、神奈川県横須賀市衣笠に所在するファミリーレストラン内で知人女性の胸部を日本刀で刺した殺人未遂容疑で自称:佐藤央雄容疑者(52歳)、住所、職業不詳が逮捕された。

その後、被害者女性は死亡したとの報道があるため、佐藤央雄容疑者の容疑は殺人に切り替わるだろう。

クリスマス前の金曜日夕刻――ファミリーレストラン内での凶行――社会に大きな衝撃を与える事件だ。

事件発生2023年12月22日(金曜日)18時30分頃
発生場所神奈川県横須賀市衣笠
被 害 者1名(女性)
凶  器日本刀
容  疑逮捕時:殺人未遂/殺人容疑
神奈川県横須賀市内ファミレス殺人(未遂)事件概要

同姓同名者の過去の事件

佐藤央雄容疑者(52歳)の過去の事件の有無について確認を実施した結果、1999年4月19日、同人の同姓同名者(名前の読み「ちかお」も同一)が銃刀法違反(短銃所持)の容疑で警視庁捜査四課に逮捕されていたことが過去の報道から明らかになった。

短銃所持で逮捕された同姓同名の逮捕時の年齢は27歳であり、佐藤央雄容疑者(52歳)とほぼ年齢が一致する。

また、短銃所持で逮捕された同姓同名は関西の暴力団組織に所属し、東京都江戸川区内の対立する暴力団事務所玄関にロシア製短銃トカレフを発射した実行犯として警視庁小岩警察署に出頭した。

上記、同姓同名者の逮捕時の住所は、千葉県浦安市内の実家と思われる戸建て住宅である。

現況、佐藤央雄容疑者(52歳)と上記の同姓同名者が同一人物だと断定することはできないが、氏名の漢字、読み、年齢などから同一人物の可能性が高いと思料される。

同姓同名者の関係先法人

上記の佐藤央雄容疑者(52歳)の同姓同名者は、実家と思われる千葉県浦安市内の戸建て住宅を登記面本店とする法人に関係している。

同社のホームページによれば、同社は建築業及び介護関連の事業を目的とする法人であり、千葉県浦安市内の戸建て住宅の本社の他に神奈川県川崎市内及び神奈川県横須賀市内に(営業または関連)拠点を設けている。

同社の横須賀市内の営業・関連拠点は、2023年12月22の殺人未遂(殺人)現場から北方向に直線距離で約5キロメートルの場所に所在する。

佐藤央雄容疑者(52歳)のSNS

佐藤央雄容疑者(52歳)のSNSアカウント(X、facebook)の有無について確認を行ったところ、前述の同姓同名者と推認できる千葉県浦安市に居住歴があると自称するfacebookアカウントが認められた。

上記の同姓同名者は、職歴「ホグワーツ魔法魔術学校」、学歴「優羅志亜(ユーラシア)大学」と自己紹介し、左肩付近からの刺青を入れ、日本刀らしき棒状の物を持った自身の写真などを投稿している。

このfacebookアカウントの同姓同名者の投稿写真と、前述の同姓同名者の関係先法人のホームページに掲載されている人物は同一人物と推認される。

これまでの調べから佐藤央雄容疑者(52歳)の可能性の高い同姓同名者(氏名の漢字、読み、年齢がほぼ同一)は、過去に①関西の暴力団に所属、②銃刀法違反での逮捕歴を有する、③実家と思われる千葉県浦安市内の戸建て住宅を登記面本店とする建築、介護関係の法人に関係する、④facebookアカウントに日本刀らしき棒状の物を持った自身の写真を投稿する人物だということがわかった。

※本記事は、2023年12月23日、12時現在の情報に基づき作成した記事である。


◆参考資料
『「住吉会系事務所に発砲したのは自分」短銃所持で組員逮捕』産経新聞1999年4月20日付
『江戸川での発砲事件供述けん銃所持の組員逮捕』中日新聞1999年4月20日付


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Jean-Baptiste Roquentin運営者

投稿者プロフィール

Jean-Baptiste RoquentinはAlbert Camus(1913年11月7日-1960年1月4日)の名作『転落(La Chute)』(1956年)とJean-Paul Sartre(1905年6月21日-1980年4月15日)の名作『嘔吐(La Nausée)』(1938年)に登場するそれぞれの主人公の名前からです。
Jean-Baptiste には洗礼者ヨハネ、Roquentinには退役軍人の意味があるそうです。
小さな法人の代表。小さなNPO法人の監事。
分析、調査、メディア、社会学、政治思想、文学、歴史、サブカルなど。

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