神戸・現金輸送車乗り逃げ事件

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「昭和」最後の年となった昭和63(1988)年の12月30日は金曜日だった。昭和天皇の体調に配慮する自粛ムード漂う年末だった。

本記事では、「日常」を注意深く観察し、「日常」にある一瞬の隙と「非日常」の人間心理を狙ったと思われる神戸・現金輸送車乗り逃げ事件を解説しながら、昭和最後の年に発生した未解決事件を考察していこう。

事件概要

昭和63(1988)年の12月30日午前9時45分頃――。

山陽電鉄「月見山」駅から南東方向へ直線距離で約40メートルの場所に位置する旧「太陽神戸銀行 須磨支店(現「三井住友銀行 須磨支店」)」(以下、同銀行)前に現金等を積んだN警備会社の現金輸送車が停車した。同銀行内には、銀行員と利用客約40人がいた。

N警備会社の現金輸送車の到着に伴い、同銀行内から50代の男性銀行員2名が店外に出て、現金輸送車の助手席から降りた50代の警備員K氏と共に輸送車に積んでいた現金6,400万円入りジェラルミンケースと書類等が入る布袋を店内に運び込む。

それは、「日常」にある見慣れた風景だった。だが、「日常」の見慣れた風景を一変させる出来事が起こる。

N 警備会社の50代運転手O氏が鍵をつけたままの状態の現金輸送車から離れた一瞬をつき、年齢35-45歳の黒縁メガネをかけた男(以下、犯人X)が現金輸送車に乗り込み車を発進させた。

犯人Xにより乗り逃げされた現金輸送車には、4個のジェラルミンケースに入れられた現金3億2,250万円(硬貨約1,000万円分は1個の麻袋に入っていたと思われる)と額面総額約1億8,000万円の手形、小切手を入れたメールバック11個が積まれていた。

これが、昭和の終わりに発生した未解決事件「神戸・現金輸送車乗り逃げ事件」の始まりである。

運転手O氏は突然の出来事に驚き大声を上げながら現金輸送車の窓にしがみついたが、車はそのまま走り続け、同銀行から約30メートルの地点でO氏を振り落とす。 旧同銀行付近の約200軒の店舗からなる商店街には多数の年末、年始の買い物客がいたようだが、この一瞬の「非日常」の出来事に気づいた者は少なかったようだ。

犯人Xにより乗り逃げされた現金輸送車は、事件当時、同銀行から東南方向へ直線距離で約800メートルから1キロメートル離れた兵庫県神戸市須磨区磯馴町2丁目内に所在する市営住宅(以下、第二現場と記す)地南側駐車場で発見され、現金を抜かれた4個のジェラルミンケースは、第二現場から北西方向へ直線距離で約3キロメート離れた場所に位置する「奥須磨ゴルフセンター」(以下、第三現場と記す)に捨てられていた。

(注意:当時の地図ではありません。出典:GoogleMap2023)

第一現場(同銀行)、第二現場、第三現場の位置関係を示した参考地図からもわかるとおり、犯人Xは、第一現場から現金輸送車を乗り逃げした後、海側に南下し、さらに第二現場で車を乗り換え第一現場の北にある「奥須磨公園」に北上している。

第二現場で車を乗り換えたとはいえ、検問やパトカー等による巡回・警戒等が実施される可能性の高い第一現場付近の北側方向(第三現場)に向かう犯人Xの大胆な行動に驚きを覚える。

第二現場から発見された現金輸送車のタコグラフ(走行記録計)や目撃情報から犯人Xは、第一現場から第二現場まで「ほぼ」直行したと推認され、第二現場に到着の到着時間及び第二現場から立ち去りは、10時20-30分頃だと推察される。

また、犯人Xが第三現場に到着した時刻には不明点があるが、目撃情報を精査した兵庫県警によれば11時前頃ではないかといわれている。

犯人Xは、9時45分から11時までの約1時間の間で、時効当時(1995年12月30日時効)、現金輸送車が狙われた事件のうち3番目(他の2つの強盗事件は強盗事件であり犯人は逮捕されている)に多い被害額といわれる未解決事件を成し遂げたといえるだろう。

報道を基にした「神戸・現金輸送車乗り逃げ事件」の時効までの主な経緯及び事件に関係する出来事は以下のとおりである。なお、同事件は窃盗事件のため公訴時効は7年である。

年月日主な経緯と出来事
S63年12月30日
9時45分頃
第一現場から現金輸送車が乗り逃げされる。
10時20-30分頃第二現場に現金輸送車が放置される。
犯人Xは詳細不明の他車に乗り換え逃走する。
11時前頃第三現場に現金が入っていたジェラルミンケースを投棄する。
なお、ジェラルミンケースの鍵は壊され現金は抜き取られている。
H1年1月13日兵庫県警捜査本部が未発見の手形、小切手が入っていたメールバックと硬貨を入れていた(麻)袋と同種のバック等を公開する。
同年1月28日兵庫県警捜査本部がN警備会社の運転手及び目撃者からの情報を基にした犯人Xの似顔絵を公開する。
同年2月10日兵庫県公安委員会は警備業法に基づきN警備会社を7日間の営業停止の行政処分とする。
警備業法による行政処分は同法律の施行(昭和47年)後、全国初である。
同年2月23日兵庫県警は2月9日から失踪していた「神戸・現金輸送車乗り逃げ事件」の兵庫県県警捜査三課の38歳巡査部長に対し、職務放棄を理由とし懲戒免職処分とする。
同年3月29日兵庫県警捜査本部が目撃情報から犯人Xが着用していたと推測される同種の作業服(薄茶色)を公開する。
同年11月27日兵庫県警捜査本部が犯人Xの似顔絵入りポケット・ティッシュペーパー1,000個を配布する。
H2年4月11日兵庫県警捜査本部が目撃情報から得た犯人Xの等身大人形を公開する。
H7年12月30日
午前0時
神戸・現金輸送車乗り逃げ事件」の公訴時効が成立する。同事件に投入された兵庫県警捜査員は延べ61,000人、情報提供は約2,000件、捜査対象者は約4,000人といわれている。
「神戸・現金輸送車乗り逃げ事件」の時効までの主な経緯、出来事

上記からもわかるが、犯人に関する情報を得るため兵庫県警は数回に渡り、犯人Xの似顔絵等を公開している。それは、防犯カメラの普及率が非常に低かった時代に発生した同事件の捜査が非常に難航したことを端的に示しているともいえる。

犯人像

ここからは、報道及び警察発表を基に犯人Xの人物像について考察していこう。

兵庫県警捜査本部が作成した犯人Xの似顔絵、等身大の人形からXは、以下の特徴を持つ人物だと推察される。

兵庫県警が作成した似顔絵や等身大の人形から受ける印象は、工場、電気関係、運送関係等の経営者、管理職等だといえそうだ。

上記の人着等から推察される犯人Xの人物像は、日常的に同銀行を利用する人物。同銀行(他行、他支店を含む)に口座(普通預金口座、当座預金口座)を開設し取引(融資)の有る人物(法人役員を含む)だとも考えられる(当然だが、眼鏡、服装、髪型は偽変の可能性が考えられ、「日常」のXの服装、髪型は別だとの推理・推測も成り立つ)。

犯人Xは事件当日(12月30日)も、いつものように同銀行を訪れ、「偶然」に鍵のついた誰も乗車していない現金輸送車を見つけ、「心のなかの悪魔の囁き」の誘惑に負け、現金輸送車を乗り逃げしたのだろか?

上記の答えは簡単だ。犯人Xは、事前に入念な準備を行い、年末の12月30日という「非日常」を狙い現金輸送車を乗り逃げしたというのが正解だ。

なぜなら、犯人Xは、現金輸送車を乗り逃げした後、第二現場に直行し、同所で車を乗り換え、第三現場に向かい同所で空のジェラルミンケースを捨てている。仮に第二現場に犯人Xの生活拠点や関係する駐車場等があるならば、「神戸・現金輸送車乗り逃げ事件」は、未解決事件とならなかっただろう推認されるからだ。

また、当時の報道によれば、犯人Xは事件2、3日前頃から同銀行と現金輸送車を監視し、事前に第二現場付近の空き駐車場(スペース)を把握するための下見と付近住民への聞き込みを行っていたともいわれている。

犯人Xは、丹念に犯行計画を練り上げ、実行可能な銀行と日時を選び、逃走車と逃走ルートを確保する捜査を攪乱することに長けた知能犯であり、第二現場から東西方向(海沿い)に逃げず、第一現場(犯行現場)のある北方面に向かいジェラルミンケースを投棄する大胆さを持ち合わせる人物だと断定できるだろう。

そう、犯人Xは一時の感情や出来心で犯罪を行った人物ではない。Xは用意周到に計画を立て、冷静沈着にリスクを計算し、目的を実行するための意志と行動力を備えた人物だといえる。

男性の単独犯か?女性を含む複数犯か?

では、「神戸・現金輸送車乗り逃げ事件」は、犯人Xによる単独の犯行だったのだろうか?それとも共犯者等がいたのだろうか?

兵庫県警捜査本部の見解から整理していこう。兵庫県警捜査本部が公開した「等身大の人形」の写真を掲載した朝日新聞1990年4月11日付「主犯格の等身大人形公開 現金輸送車3億円盗難」には「この事件では、事件直後、不審な白いワゴン車が目撃されているが、前日にも同じタイプの車に乗った2人の男が目撃されており、犯人はこの2人組とみて捜査している」とある。

犯人は男性2人組という見解が警察の公式発表なのか捜査員からのリーク情報なのかは不明だが、いずれにしても警察(関係者を含む)からの情報だと推認されるため、兵庫県警は2人組の男性による犯行だと考えていたのだろう。

そもそも、メディアは事件直後から複数犯説を唱えている。メディアが報道した複数犯の根拠と複数犯の構成員属性及び人数は、時間の経過と伴に性別不明の最低2人、男性3人と女性1人の4人組、40歳男性と30歳女性の2人組と変化しているが、それらの仮説の根拠は、第三現場の足跡(男性のものと思われる数人分の足跡と女性と思われるやや小さめの足跡)、第三現場付近を走行していた不審なワゴン車の男女二人組、第三現場から南東方向へ直線距離で約1キロメートルに所在した(現在は他所に移転)「兵庫県立こども病院」(以下、第四現場?と記す)で目撃された不審な男女4人に関する目撃情報からである。

つまり、兵庫県警捜査本部とメディアは、様々な目撃情報と短時間で車を乗り換えジェラルミンケースの鍵を壊し、同ケースから現金を抜き取った手口から複数犯による組織的な犯行と推認したのだろう。

未解決事件「神戸・現金輸送車乗り逃げ事件」は、犯人Xによる単独犯行なのか?それとも女性を含む複数犯だったのか?この問いに対する着眼点は、犯人Xの事前準備と当日の動きからの推理となるだろう。

次の章では推測される犯人の行動について考察していこう。

推測される犯人の行動

前述のとおり、犯人Xが事前に犯行現場(同銀行)及び現金輸送車や銀行員の動きを監視していたことは間違いないだろう。さらに、Xは第二現場の下見をしていたと推認される。

最初の疑問点は、第二現場に逃走用の車を事前用意したか?それとも共犯者が乗る逃走用の車が迎えに来たのか?だろう。逃走用の車を事前駐車していたのなら、単独犯と複数犯の両方の説が成り立ち、当然だが逃走用の車が迎えに来たのなら複数犯となる。

次の問題点は、事前に用意していたのなら、いつか駐車したのか?になるだろう。

可能性は(A)事件の前日か?(B)事件の当日か?の2つだろう。

(A)事件の前日なら犯人Xは第一現場に「自宅」等から直行した可能性が考えられ単独犯の可能性が「やや」高くなる。(B)事件当日なら第二現場に逃走用の車を駐車した後にどのような手段で第一現場に向かったのか?が問題となり、誰かの手助けがあるのなら必然的に複数犯となる。

また、A・Bともに第一現場には公共交通機関、タクシー、自転車、徒歩で行ったのなら単独犯の可能性が高くなり、共犯者の協力を得て行ったのなら複数犯だ。

一番の問題は、犯行時間以前のXの目撃情報と変装用の服等を入れるための鞄等Xの所持品に関する情報がないことだ。この2つの情報が欠けていることが、単独犯か複数犯かを推理するうえでの障害となる。

そこで、第一現場から第二現場までの距離を思い出そう。2つの現場の距離は約800メートルから1キロメートルだ。それは歩いて行ける距離だ。

次に事件当時の犯人Xの着衣を思い出そう。犯人が変装用の服を所持していないと仮定するならば、犯人は作業服姿だ。

上記の第一現場と第二現場の距離と目撃された犯人Xの着衣から、犯人Xは、事件当日の早朝、第二現場に逃走用の車を駐車し、歩いて第一現場まで行った可能性を指摘したい。

なぜなら、早朝、作業服を着た男性が歩いていても不審ではないと思われるからだ。

さらに、犯行の日付も思い出そう。未解決事件「神戸・現金輸送車乗り逃げ事件」の発生は、昭和63(1988)年12月30日だ。帰省、旅行等による人の動きが活発になる年末を狙った事件だ。

第二現場に「日常」見慣れない車が長時間に渡り駐車されていても「近所の誰かの家に訪れた帰省者」と認知される可能性が高いだろう。特に車の登録番号(ナンバープレート)が他府県ナンバーなら猶更だろう。

「日常」においては、他府県ナンバーは不審な車と見られる傾向が強く警察の職務質問の対象ともなる場合もある。だが、12月30日という「非日常」においては、「日常」の価値観が反転し、地域社会は他府県ナンバーに乗る見知らぬ人物に対する警戒心の感度を下げる。

そう、犯人Xは、兵庫県以外の地域に居住する人物だと推察する。

犯人Xは、他府県ナンバーの車を逃走用に使い、日本社会にある年末の「非日常」を巧みに利用し、人々の移動の多い年末年始の風景(「非日常」)に溶け込みながら多額の現金を手に入れたのだろう。

第四現場はあったのか?

前述のとおり、第三現場でジェラルミンケースを投棄した犯人Xは、さらに他の場所(第四現場)で車を乗り換えたのではないかという報道がある。

同報道は事件当時「兵庫県神戸市須磨区高倉台1丁目」に所在した「兵庫県立こども病院」で車を乗り換えた男女4人に関する報道だ(参考:「神戸の3億円盗難事件-不審な男女4人組。病院の駐車場に現金ごと車を放置?神戸」北海道新聞1989年1月3日付)。

上記は、黒色系のワゴン車に乗った男性3人と女性1人が、同ワゴン車を病院内に放置したまま、既に駐車していた他の乗用車に乗り、何処かへ立ち去ったというものである。

だが、その後の報道には、犯人Xが使用した逃走用車両は、男女二人が乗っていた「ニッサン・バネット・白色」、第二現場付近で目撃された「ライトバン・あずき色」という記事もある。

警察は逃走用車両に関する断定情報を掴んでいなかったのだろう。

そもそも、逃走用車両の再度の乗り換えは、複数犯を前提にする推理だ。犯人Xが単独犯であるならば、第二現場から第三現場まで使った車両を何処かに乗り捨てなければならない(時間を置いて回収するという方法もあるが逮捕リスクを有し手間もかかる)。

乗り捨てられた車は、年末年始の「非日常」が終われば近隣住民等から不審がられ、通報されるだろう。

つまり、再度の逃走車両の乗り換えはない。そもそも、犯人X以外の人物に関する目撃情報も曖昧だ。現金輸送車の乗り逃げを実行したのはXだけである。 これらから単独犯の犯人Xは、第三現場から何処かへ消え逃げ切ったと推測することが妥当と思われる。

日常と非日常を利用した未解決事件

未解決事件「神戸・現金輸送車乗り逃げ事件」は、「日常」と「非日常」を巧みに利用した事件だ。

犯人Xは、銀行と警備の「日常」を注意深く観察し、「日常」にある一瞬の隙を狙い現金輸送車を乗り逃げした。

そして、犯人Xが狙った犯行日は、12月30日という年末の「非日常」である。

昭和天皇の体調を考慮した自粛ムードがあったとはいえ、多くの人々は年末年始に漂う「非日常」の中にいただろう。

「人間」の心理的特性を読みながら、大胆な犯行を行った犯人Xは何処に消えたのか?

事件後、新たな年の始まりと昭和天皇崩御により人々の営みは「非日常」から「日常」に戻った。

犯人Xも「日常」に戻り、「日常」に紛れ込んだのかもしれない。

そう、多額の金銭を奪ったという「非日常」の快感を思い出しながら――。


◆参考資料
「歳末繁華街の死角つく 車乗り換え、あっさり 3億円事件」朝日新聞1988年12月31日付 
「犯人?の足跡採取 神戸の3億強奪」朝日新聞1989年1月1日付
「神戸の3億2千万円事件、犯人は複数か」北海道新聞1989年1月1日付
「神戸の3億円盗難事件-不審な男女4人組。病院の駐車場に現金ごと車を放置?神戸」北海道新聞1989年1月3日付
「不審なワゴン車、現場付近で目撃神戸の3億円強奪」朝日新聞1989年1月5日付
「中年男が乗り捨て駐車場を1週間前に下見 神戸3億円事件」毎日新聞1989年1月5日付
「3億円奪取事件、駐車場で主婦が不審なライトバンを目撃 輸送車から現金を積み替え?」北海道新聞1989年1月5日付
「やはり複数犯 神戸3億円で新事実」朝日新聞1989年1月7日付
「3億円事件で兵庫県警が日通を警備業法による処分へ」毎日新聞1989年1月11日付
「未発見のバッグ公開 神戸の3億円盗難事件」朝日新聞1989年1月14日付
「犯人の似顔絵公開 神戸の3億円事件」朝日新聞1989年1月29日付
「神戸3億円強奪で日通に7日間の営業停止 警備業法を初適用」毎日新聞1989年2月10日付
「神戸3億円事件の捜査員が失跡、兵庫県警が免職へ」北海道新聞1989年2月24日付
「白のワゴン車?で逃走 3億円事件、女性が目撃」朝日新聞1989年3月30日付
「犯人の服公開 神戸・須磨の3億円盗難から3カ月」朝日新聞1989年3月30日付
「主犯格の等身大人形公開 現金輸送車3億円盗難」朝日新聞1990年4月11日付
「神戸の3億円事件犯人の似顔絵付きティッシュ」朝日新聞1989年11月28日付
「83-84年の連続強盗と同一犯か 神戸の3億円輸送車盗難」朝日新聞1990年8月2日付
「太陽神戸銀行3億円窃盗事件 12月30日、午前0時で時効成立」毎日新聞1995年12月30日付
「神戸の3億円盗難、時効が成立 被害額最高、発生7年」熊本日日新聞1995年12月30日付


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Jean-Baptiste Roquentin運営者

投稿者プロフィール

Jean-Baptiste RoquentinはAlbert Camus(1913年11月7日-1960年1月4日)の名作『転落(La Chute)』(1956年)とJean-Paul Sartre(1905年6月21日-1980年4月15日)の名作『嘔吐(La Nausée)』(1938年)に登場するそれぞれの主人公の名前からです。
Jean-Baptiste には洗礼者ヨハネ、Roquentinには退役軍人の意味があるそうです。
小さな法人の代表。小さなNPO法人の監事。
分析、調査、メディア、社会学、政治思想、文学、歴史、サブカルなど。

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