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アーカイブ:2022年
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映画『サウルの息子』解説・考察(収容所の反乱とサウルの反抗)
ゾンダーコマンドの反乱(武装蜂起)が行われた1944年10月7日の前日と思しき日。死の収容所アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所で同胞の死体処理ゾンダーコマンドの任務についていた主人公のハンガリー系ユダヤ人の自称元時計職人ウースランデル・サウルがいた。 -

赤城神社主婦失踪事件
山に抱かれた社は、古くから人の祈りと不安を受け止めてきた場所である。 群馬県赤城山の麓にある神社の境内で、1998年、一人の主婦が忽然と姿を消した。参拝という日常の行為は、ときに現世と別の時間の境界に立つ行為でも… -

渋谷通り魔事件(15歳の女子中学生による犯行)から考察する無差別殺傷事件
本記事は「渋谷通り魔事件」の15歳の女子中学生の氏名、SNS、学校などを特定する内容ではありません。本記事は頻発する「無差別殺傷事件」に関する考察記事です。 渋谷通り魔事件の概要 2… -

人が「狂気」に呑まれる様を見る!映画『シャイニング』の世界を考える
映画版『シャイニング』は恐ろしい。それでも、他のホラー映画のように音や視覚でびっくりさせるような仕掛けは少ない。ではなぜ、恐ろしいと感じるのだろう。『シャイニング』という映画の恐ろしさは、この「わからなさ」にある。人は正体を知っている猛獣よりも、姿を全く知らない化け物を恐れるものだ。何に襲われるか分からないからこそ、恐怖感は余計際立つ。 -

『星の子』映画・小説の考察と感想
『星の子』のなかで描かれる主人公「ちひろ(ちーちゃん)」の世界は3つの世界から成り立っている。一つは父親、母親、姉との家族という世界。もう一つは小学校、中学校の世界。さらにもう一つは両親が信仰する教団が作り出す世界。もちろんだが、この3つの世界の中心は家族の世界だ。 -

グリコ・森永事件の答え|かい人21面相は何者だったのか
要約(クリックで開く) 『グリコ・森永事件』を、単なる企業脅迫事件ではなく、前史・土地・犯人像・脅迫状・時代背景の連関から読み直す総合整理記事である。『昭和53年テープ』『黄巾賊』『滋賀県』、周到な準備、複数の… -

世田谷一家殺害事件の結論|犯人Xはどこから来たのか
本記事は「世田谷一家殺害事件」に関する考察・分析・検証の総合整理を目的とする。世田谷一家殺害事件を、過去記事の考察を統合し、2026年時点のDNA解析・微細物分析・系譜学捜査の知見を踏まえて全面改稿。2000年12月30日夜の経過、侵入経路と殺害順序の再検討、顔見知り説と第三者Y仮説、北米日系移民史との接続を通じ、未解決事件の構造と「真犯人像」への到達点を提示する。 -

三山のぼる漫画『メフィスト』と魔女狩り。そして、ヒトラーと拡大自殺
漫画『メフィスト』は、講談社発行の現在の週刊『モーニング(『メフィスト』連載開始当時は隔週発売の『コミックモーニング』)』に昭和59(1984)年から昭和63(1988)年まで連載された昭和の時代の漫画である。… -

英雄から殺人鬼への変貌はなぜ起こったのか?ジャンヌ・ダルクがジル・ド・レに与えた影響を探る
14世紀から15世紀にかけて起こった百年戦争。この戦争でフランス側の勝利に貢献した女性が、「オルレアンの乙女」ジャンヌ・ダルクだ。戦場にいる彼女には、片腕と呼べる存在がいた。それが、「救国の英雄」と呼ばれたジル… -

映画『時計じかけのオレンジ』考察|自由意志・全体主義・60年代英国を読む
小説・映画『時計仕掛けのオレンジ』が発売、公開された1960年代から70年代初め頃からの「近未来」の英国で本能と欲望のままに生きる15歳の主人公アレックスとその仲間(ドルーグ)。彼らは麻薬入りの牛乳を飲み、夜の英国を徘徊しながら殺人、暴行、性的暴行、強盗などの重犯罪を繰り返す。
















