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投稿者プロフィール
オオノギガリWebライター
ココナラをメインに活動中のWebライターです。2017年より、クラウドソーシング上でwebライターとして活動しています。文章を読んで、書く。この行為が大好きで、本業にするため日々精進しています。〈得意分野〉映画解説・書評(主に、近現代小説:和洋問わず)・子育て記事・歴史解説記事etc……
オオノギガリ一覧
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映画『ジョーカー』考察~哀しい男がジョーカーになるまで
ご注意:この記事には、映画『ジョーカー』のネタバレが含まれています。◆アイキャッチは「画像生成AI」で作成。 バットマンはアメコミを代表するヒーローだ。また、彼の敵には有名な人物が多い。白塗り… -
映画『トータル・リコール』その独特な世界観に流れる魅力を語る
★ご注意:この記事には、映画『トータル・リコール』のネタバレが含まれています。 昔、一般家庭のテレビでは沢山の映画が放映されていた。「ホームアローン」や「ターミネーター」、スタジオジブリが創り上げた数々の作品たち… -
高野山・空海の入定伝説から見る弥勒信仰と即身仏
高名な僧である空海には、今も様々な伝説が残っている。その中で最も有名なものは、「空海が高野山の奥の院で入定し続け、人々を救っている」という「空海入定伝説」である。 今回はこの入定伝説から、日本の弥勒信仰や即身仏について見ていこう。 -
人が「狂気」に呑まれる様を見る!映画『シャイニング』の世界を考える
映画版『シャイニング』は恐ろしい。それでも、他のホラー映画のように音や視覚でびっくりさせるような仕掛けは少ない。ではなぜ、恐ろしいと感じるのだろう。『シャイニング』という映画の恐ろしさは、この「わからなさ」にある。人は正体を知っている猛獣よりも、姿を全く知らない化け物を恐れるものだ。何に襲われるか分からないからこそ、恐怖感は余計際立つ。 -
英雄から殺人鬼への変貌はなぜ起こったのか?ジャンヌ・ダルクがジル・ド・レに与えた影響を探る
14世紀から15世紀にかけて起こった百年戦争。この戦争でフランス側の勝利に貢献した女性が、「オルレアンの乙女」ジャンヌ・ダルクだ。戦場にいる彼女には、片腕と呼べる存在がいた。それが、「救国の英雄」と呼ばれたジル… -
塚本晋也的、人間賛歌~映画「KOTOKO」考察~
Coccoという歌手がいる。彼女が作った歌は全てが独特の世界観を持ち、聴く人を魅了する何かを持っている。合わない人もいるだろうが、一度その世界観にアンテナが合ってしまえば、離れることは難しい。 そのC… -
世界に伝わる人魚伝説、その内容と背景を探る
王子様に憧れ、人間になることを望んだ人魚姫。美しい歌声で船乗りの心を捉えてしまうローレライ。人魚が登場する物語は、どうしようもなく魅力的だ。そしてその伝説は、世界中に散らばっている。 世界に残る人魚伝説を読んでい… -
日本三大奇書『ドグラ・マグラ』の手引書~ヒントとなるキーワードを解説~
本作の特徴は、日本三大奇書と呼ばれ、「読む人は一度は精神に異常をきたす」と言われるほど複雑怪奇、かつ難解な文章と物語構成にある。物語の筋書きそのものは単純であるものの、それを肉付けしている描写がやっかいだ。特にコロコロと変わる文体は、まるで読み手を幻惑してくるように思える。 -
映画『六月の蛇』考察~奇妙な「救い」の物語~
昔から日本では、水に関係するものとエロティックさを結び付けることが多かった。水に関連するものとは、蛇や雨などが多い。江戸時代に成立した『雨月物語』などは、その代表格と言えるだろう。 今作『六月の蛇』は、そんな湿度とエロティックさ、そして暴力性を全て結合して表現した、とてつもなく日本的な名作の一つだ。 -
古事記 日本古来の死生観を探る 「死」と「生」にまつわる神話と神々
どう生きて、どうやって死んでいくか。それなりの期間にわたる人生を、どのように生きていくか。人間が昔から考えて止まない「死生観」というもの。 全ての国の(ほとんど全て)の人々が、独特ではあるものの、ある種共…
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岡山県津山市医師夫人連れ去り事件(高橋妙子さん行方不明事件)記事要約2002年6月、岡山県津山市で医師夫人の高橋妙子さんが行方不明となり、夫名義の口座… - ご注意本記事は、映画『8mm』(1999年公開)に登場する「スナッフ・フィルム」や地下ポル…
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【未解決事件】新幹線妨害犯『墨子』:思想犯か、社会の裂け目か?要約1990年代から2000年代にかけて東海道新幹線を標的に繰り返された未解決の鉄道妨害事… -
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映画『ウォリアーズ』徹底考察:都市漂流の叙事詩とホモ・ルーデンスの存在論1979年に公開された映画『ウォリアーズ』(The Warriors)は、単なるギャング映…