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四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件:誤認逮捕、私人逮捕、冤罪事件を考える

2023年は、誤認逮捕、私人逮捕、冤罪事件などが話題となり、これ等の問題が改めて顕在化した年だともいえる。

2023年12月27日判決の大川原化工機事件国家賠償請求訴訟では警察、検察の違法性が認定され、2023年11月頃からは、所謂、私人逮捕系youtuberが逮捕された(その後、保釈された)。

誤認逮捕や私人逮捕は、冤罪事件に繋がる可能性がある。

1人の無実の男性が窃盗犯扱いされ、居合わせた私人や警察官に身柄を拘束され、その後、死亡した「四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件」は、誤認逮捕、私人逮捕、冤罪事件等の問題をわれわれに思い出させる。

不気味な事件関係者女性の写真が話題となる「四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件」について、事件の解説と考察を述べながら誤認逮捕、私人逮捕、冤罪事件について考えていこう。

事件の概要と経緯

2004(平成16)年2月17日(火曜日)13時10分頃、近鉄湯の山線「伊勢松本」駅から北方向へ直連距離で約1キロメートル、国道477号線に面する「ジャスコ四日市尾平ショッピングセンター」(三重県四日市市尾平町字天王川原1805)入口付近に設置された銀行ATMの前に68歳の被害者A氏(以下、A氏)がいた。

A氏は同店で購入したドッグフードの袋を床に置き、財布からカード類を取り出した。

平日の昼時の同店来客数は不明だが、同日発生した万引き事件に対応するため店内には複数名の三重県警四日市南警察署の警察官がいたといわれる。

A氏がATMを利用しようとした13時10分頃、同ATMから3-4メートル離れた場所からATM方向を伺う年齢25歳-30歳位の女性(以下、女性B)がいた。

女性BはA氏が財布からカード類を取り出した瞬間、それまであやしていた性別不明の2歳位の幼児を抱きかかえATMに走り寄った。女性BはA氏の背後からぶつかるように近づき、A氏と揉み合いになったようだ。2人はかなり大きな力で揉み合ったのだろうA氏が手にしていたカード類は2つに折れていたという。

四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件:関係女性写真と特徴

揉み合いのなか女性BはA氏の襟を掴み「泥棒!」と叫んだ。女性Bの声を聞いた買物客ら3人の男性達がA氏を床に組み伏せ私人逮捕し、別件(万引き事件)に対応していた三重県警四日市南警察署の50代後半巡査部長と20代後半巡査にA氏を引き渡す。

警察官は、状況の聞き取りをしないまま「窃盗未遂」の現行犯でA氏を逮捕するが、被害を訴えた女性Bは現場から立ち去り、A氏が女性Bから何かを盗んだところを見た者はいなかった。

A氏は買物客らに組み伏せられながらも「違う」「放せ」等と言ったが、現行犯逮捕した警察官は、A氏の制圧を続け、「抵抗が激しいため制圧に精一杯だった」等と、後の損害賠償請求裁判で述べている。警察官によるA氏の制圧は10分から20分に渡ったといわれている。

A氏は警察官等に制圧、後ろ手に手錠をされ現行犯逮捕された直後に嘔吐し意識不明となる。同日13時43分頃、現場に救急車が到着し、A氏は病院に緊急搬送されたが、2023年12月28日午前、緊急搬送された病院で死亡した。死因は「ストレス性の心不全(高血圧性心不全)」といわれる。

窃盗未遂の公訴時効(2011年2月17日時効)後、警察は容疑者不詳のまま同事件を津地検四日市支部に送検する。送検にあたり警察は死亡したA氏の嫌疑の有無を判断できないとの意見書をつけた。

同年3月4日、津地検四日市支部は、時効成立による不起訴を決定する。同年5月11日、同地検支部は、A氏が「窃盗犯人であることを示す証拠はなかった」とA氏の無実を正式に発表し、事件から7年を経てA氏の名誉は回復した。

被害者A氏について

事件当時の被害者A氏は68歳、義理の息子(娘の夫と推察される)は三重県警の警察官だといわれる。一般的に警察官の結婚時には、結婚相手の身上調査(的)な確認作業が行われることがある。

このことから推測すると過去、A氏と親族に犯罪行為、問題行動があるとは思えない。A氏と親族が「平穏な生活」を営んできたと想像できる。

事件後、三重県警は防犯カメラの解析等から「A氏が犯罪を行ったと伺われる状況は無い」とA氏の無実を発表するが、「制圧に問題は無い」「誤認逮捕といわれるのは不正確」「逮捕は正当だった」と述べる。

また、女性BがA氏の背後からぶつかり、A氏のカードを取り上げようとする等の不審な行動があったとも発表するが、(現場警察官がBの行動の確認と制止を行わな)女性Bが現場から立ち去ったことから真相は不明である。

A氏家族の反応と民事裁判

2007年、A氏の家族は三重県に対し損害賠償請求を提訴する。2010年11月18日、津地方裁判所は、警察による制圧の違法性を認め、三重県に対し880万円の支払いを命じるが、警察の制圧とA氏死亡の因果関係を認定することはなかった。

同判決を受けA氏の遺族は同年11月27日、名古屋高等裁判所に控訴する。その後、名古屋高等裁判所は、A氏の死亡と制圧の因果関係を認め三重県に約3,644万円の支払いを命じる。 三重県は同判決を不服とし控訴するが、2011年9月、名古屋高等裁判所は三重県の控訴を棄却、三重県が上告を断念したため制圧の違法性と制圧とA氏死亡の因果関係が認定された。

女性Bについて

事件から1年後の2005年2月17日、三重県警は事件の詳細を知る女性Bの写真を入りポスター3000枚を配布する。女性Bの写真公開はプライバシーの観点から疑問視する声もあったが、警察は女性Bの不鮮明な写真の公開に踏み切った。

しかし、やはり画質の悪い防犯カメラの画像から引用された女性Bの姿は情報収集の役には立たなかったのだろう。警察は「ジャスコ四日市尾平ショッピングセンター」付近の約3万1500世帯に聞き込みを行う等するが女性Bの特定には至らなかった。

警察は女性Bの写真公開に際し、女性Bは「被疑者ではない」と強調したが、録画された防犯カメラ画像から女性BがA氏のカード類を奪おうとした可能性がを想定し(女性Bが加害者の可能性を指摘する報道がある)A氏に対する誣告罪、A氏に対する窃盗未遂、A氏に対する暴行、警察に対する偽計業務妨害等の容疑も想定しての公開だとも推測できる。

だが、性別不明の2歳児を抱いた身長160cm位の細身女性B氏がA氏からカード類をひったくり目的(窃盗または強盗傷害)で奪おうとしたとの見解には疑問が残る。

警察庁「令和2年の刑法犯に関する統計資料」によれば、ひったくり犯罪の被害者は10代-20代女性が多い。基本的にひったくり犯はひったくり易い相手から物品を奪う。

被害者の性別ひったくり件数:出典警察庁
被害者の年齢別ひったくり認知件数:出典警察庁

2歳児を抱き、相手から物品を奪い逃げる等の動きが制限される女性Bがひったくり目的でA氏の背後に近づきA氏からカード類を奪おうとしたのだろうか?たしかにA氏は被害の多い60代後半の男性だが女性Bがそのように企んだのならば、無謀な企みとの印象を感じてしまう。

なお、四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件の約2年前、2002年11月2日17時45分頃、四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件の現場となる「ジャスコ四日市尾平ショッピングセンター」で52歳の女性教諭が10万円入りバックをひったくられる事件が発生している。女性からバックを奪い逮捕されたのは60代の無職男性M容疑者だった。

無職男性のM容疑者は、被害女性が買い物カートに掛けていたカバンを奪いその場から逃げたが、女性の「泥棒!」という声を聞いた周囲の人間に取り押さえられている。この2002年の事件は四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件の構図(女性が泥棒と叫び周囲の者が私人逮捕する)に似ているといえるだろう。

女性Bは上記事件を知っていたのだろうか?女性Bが同事件を知っていたと仮定するならば、女性Bは約2年前から「ジャスコ四日市尾平ショッピングセンター」に出入りしてた(同店周辺地域に居住等していた常連客)と推測できることになる。

事件の真相を明らかにするため警察は延べ1000人以上捜査員を動員し女性Bを探すが女性Bの身元等の判明には至らなかった。

事件現場の「ジャスコ四日市尾平ショッピングセンター」(三重県四日市市尾平町字天王川原1805)は、国道477号線に面しているが、同店北側は住宅地がある。

女性Bが徒歩、自転車等の同店に来店したのか、車で来店したのかにより同店と女性B宅の距離が違う可能性が高い。2歳位の幼児を抱え女性Bが徒歩、自転車で来訪したのなら自宅は近隣となり、車での来訪なら女性B宅は5キロ以上離れている可能性もある。

事件発生の平成16年(平成16年1月1日現在)の市内の世帯数は112,031世帯、女性人口は150,925人(住民基本台帳人口及び外国人登録人口:出典・外部リンク四日市市HP)から女性Bを探すことは難しいと思われる。

また、事件が平日(火曜日)の昼頃に発生したこと、2歳位の幼児を一人で世話していたことから考えれば、①女性Bは夫と2歳位の幼児との3人暮らし、夫と2歳位の幼児と幼稚園や小学校に通う幼児の兄、姉との暮らし、女性Bと2歳位の幼児との2人暮らし等が想定され、②専業主婦、無職の可能性が高いと推測できるため③女性Bは夫と子の3人以上の暮らしであり、④女性Bの年齢(25歳-30歳位)から夫の年齢を同年代とを想定するたなら女性Bは賃貸住宅に居住していた可能性が高いと思われる。

いずれにせよ、女性Bの身元等が不明であるため、四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件の真相(男性A氏と女性Bのトラブル原因や女性Bの思惑等)は未解明のままである。

他の誤認逮捕や冤罪事件の事例

誤認逮捕や冤罪事件は必ず起こる。四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件が起こった三重県警内では2007年1月から5月の間に3件の誤認逮捕が発生し、同年5月7日、県警本部長が県内各署の署長や県警本部の幹部に「捜査指揮のあり方を再確認して捜査員個々に至るまで指導教養を徹底し、適正捜査の徹底に万全を期してほしい」と、訓示するに至っている。

誤認逮捕、私人逮捕、冤罪事件を根絶することは不可能だろう。そう、四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件の前にも埼玉県、秋田県等で誤認逮捕事件が発生し、格県に対する損害賠償を求める民事裁判が提訴されていることが確認できる。

また、2007年には痴漢冤罪事件を扱った映画『それでもボクはやってない』(監督:周防正行)が公開され、警察の対応や司法制度の問題が話題となるが、2011年12月には三鷹バス痴漢冤罪事件が発生してしまう。

同事件は、事件当時20代だった中学教師が痴漢被害を訴えた女子高校生や他の乗客等に私人逮捕等された事件である。一審で有罪判決を受けた被告男性が高等裁判所で無罪を勝ち取ったのは2014年7月15日のことである。

同男性は約3年間に渡り「痴漢」という不名誉なレッテルを貼られたことになる。それは非常に苦しい日々だったと想像できる。

事件から学ぶべき教訓と改善すべき点

誤認逮捕、私人逮捕、冤罪事件は、憲法により保障された国民の権利(人権)を大きく侵害する恐れがある。

――10人の真犯人を逃すとも、1人の無辜を罰するなかれ――という格言は近代以降の重要価な値観から生まれた。冤罪事件は絶対悪だといっても過言ではないだろう。

冤罪事件を減らすためには、思い込みの排除と法と証拠に基づいた逮捕、司法制度改革、司法・行政・国民が一体となる冤罪被害防止・救済団体の設置が必要となるだろう。

インターネット等で、四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件の関係者女性Bの不気味な防犯カメラ画像を見るたび、誤認逮捕、私人逮捕、冤罪事件の不気味さを思い出す。


◆参考資料
『四日市でひったくり逮捕』読売新聞2002年11月3日付
『ATM強盗騒ぎ、68歳男性が死亡四日市のスーパー』朝日新聞2004年2月18日付
『「泥棒」の声に取り押さえられた男性死亡三重のスーパー』朝日新聞2004年2月18日付
『逮捕後に男性ショック死、「泥棒」は誤認逮捕四日市南署』毎日新聞2004年2月22日付
『四日市の強盗騒ぎ男性は無実濃厚三重県警ビデオなどで判断』中日新聞2004年2月21日付
『誤認逮捕男性が死亡泥棒と叫んだ女性の写真公開四日市南署事件1年捜査進まず決断プライバシーで問題ありの声も』中日新聞2005年2月18日付
『相次ぐ誤認逮捕で「適正捜査徹底を」県警署長会議』中日新聞2007年5月8日付
『誤認逮捕男性死亡カギ握る女性、どこに』毎日新聞2005年2月18日付
『拘束男性死亡事件女性がカード狙う? ビデオ映像ATMうかがう姿』読売新聞2004年2月23日付
『四日市の男性誤認逮捕訴訟元巡査部長ら証人尋問津地裁』読売新聞2008年9月30日付
『三重・四日市の誤認逮捕:四日市南署など、死亡男性の立件見送り17日で時効』毎日新聞2011年2月15日付
『制圧男性死亡窃盗未遂事件「容疑者不詳」書類送検へ三重県警』読売新聞2011年2月16日付
『三重・四日市の誤認逮捕:制圧死事件男性の窃盗未遂、津地検が無実認定』毎日新聞2011年5月12日付
警察庁「令和2年の刑法犯に関する統計資料」:外部リンク警察庁HP


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