新井イメルダ 容疑者 新井ライカ 容疑者(2022年1月18日、所謂「サポート詐欺」の容疑で逮捕)に関する調査報告

ニュース・報道記事

2022年1月18日、ネットの広告機能を悪用し利用者のパソコンにウイルス感染の偽警告を表示させ、その解決のためのサポート費用の名目で金銭などを詐取する所謂「サポート詐欺」の容疑でフィリピン国籍の会社役員新井イメルダ(アライ・イメルダ・ナガ)52歳とその娘、新井ライカ(28歳)ら3人が逮捕された。

なお、現時点で新井イメルダ容疑者らの認否は不明である。(2021年1月18日 12時時点)

また、「サポート詐欺」と呼ばれる詐欺事件は全国で急増しているが、容疑者が逮捕されるのは全国初だと報道されている。

今後はパソコンやネットなどに詳しくない利用者の不安を煽り金銭などを詐取する「サポート詐欺」集団の背後関係などの実態解明を含め警視庁のさらなる捜査が進むと思われる。

<報道>

「サポート詐欺」容疑でフィリピン人の会社社長ら3人を逮捕 
パソコンがウイルスに感染したことを知らせるうその警告を画面に表示させ、電話をしてきた被害者からサポート費用の名目で現金をだまし取ったとして、フィリピン人の会社社長など3人が逮捕されました。こうした手口は「サポート詐欺」と呼ばれ全国で被害が急増していて、警視庁によりますと、容疑者が逮捕されるのは全国で初めてです。調べに対し、容疑を否認しているということです。逮捕されたのは、フィリピン国籍で千葉県松戸市の会社社長、新井イメルダ容疑者(52)と娘のライカ容疑者(28)ら合わせて3人です。捜査関係者によりますと、3年前の2019年、都内に住む当時50代の女性のパソコン画面に「ウイルスに感染した」「5分以内に電話をしてください」などといううその警告を表示させたうえ、電話をしてきた女性からサポート費用の名目でおよそ3万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。
支払ったあと、不審に思った女性が警視庁に相談して被害が発覚したもので、支払い先の口座の情報などから3人の関与が浮上したということです。口座にはおよそ2000万円が入金されていたということで、警視庁は被害は合わせて400件以上に上るとみて調べるとともに、背後に国際的な詐欺グループが関わっているとみて捜査しています。調べに対し、いずれも容疑を否認しているということです。こうした手口は「サポート詐欺」と呼ばれ全国で被害が急増していて、警視庁によりますと、容疑者が逮捕されるのは全国で初めてです。被害が急増するなか、警視庁は「サポート詐欺」の実際の電話でのやり取りなどを動画サイトで公開し、注意を呼びかけています。この中ではまず、サポート窓口の担当者を名乗る人物が応対し、片言の日本語で「知らないうちにパソコンに不具合を起こすものが侵入してしまったかもしれない」などと被害者に伝えたうえで、パソコンを遠隔操作するためのソフトをダウンロードするよう指示します。その後、相手は遠隔操作でサポートを行うように見せかけて全く関係のない画面などを表示させ、被害者の不安をあおります。そのうえで、「弊社の専門チームがパソコンの修理をする」などとして有料のサポート契約を結ばせようとするということです。支払いはクレジットカードのほか、電子マネーを要求するケースもあるということで、警視庁は警告画面が表示されても指示には従わず、画面が消せない場合はブラウザを強制終了するか、パソコンを再起動するなどの対応を取るよう注意を呼びかけています。

NHK 首都圏 NEWS WEB 2022年1月18日

上記の報道によれば、2019年から被害は400件以上、被害額は約2000万円と思われ、今後の捜査でさらに被害件数や被害額が増えそうだ。

また「支払い先の口座の情報などから3人の関与が浮上した」との内容から、逮捕された新井イメルダ、新井ライカ母娘の容疑者らが振込先に使われた口座の名義人だった可能性や口座から金を引き出す「引き出し役」だったなど今回の逮捕容疑(サポート詐欺)での役割(主犯か従犯か共犯かなど)詳細は不明だが、海外居住者を含めた複数の人物が関与する犯行の可能性もある。

以下の動画は、『警視庁公式チャンネル』の「サポート詐欺にだまされないで!!(第2弾)」です。『警視庁公式チャンネル』の動画説明欄には、「ユーチューバーポリスが、Microsoftをかたったサポート詐欺サイトに表示された電話番号に電話をしました。」などの説明があり、動画には実際の犯人と思しき相手とのやり取りなどサポート詐欺の手口が公開されています。ぜひ、ご覧ください。

なお、警視庁公式チャンネルには、上記動画の前編「サポート詐欺にだまされないで!!(第1弾)」と第2弾の続編「最終章」があります。

新井イメルダとその娘、新井ライカ容疑者の過去の犯罪報道

今回の詐欺の容疑で氏名が報道された新井イメルダ( アライ・イメルダ・ナガ )容疑者とその娘、新井ライカ容疑者の過去の犯罪報道について調査を行ったが、 新井イメルダ( アライ・イメルダ・ナガ )容疑者および新井ライカ容疑者の可能性が考えられる同一名人物の過去の犯罪報道は認められなかった。

新井イメルダとその娘、新井ライカ容疑者のその他の情報

新井イメルダ( アライ・イメルダ・ナガ)容疑者 について調査を行ったところ、 新井イメルダ( アライ・イメルダ・ナガ )容疑者は、平成30(2018)年6月、千葉県松戸市の自宅マンションでコンピュータソフトウェアの運用上の技術サポート及びコンサルティング業務などに関する法人F社を資本金100万円で設立、その代表取締役に就任していた。また、同社の役員に新井イメルダ( アライ・イメルダ・ナガ )容疑者の娘、新井ライカ容疑の氏名はないが、女性と思われる同姓人物の名前があり、同人は新井イメルダ( アライ・イメルダ・ナガ )の家族の可能性が考えられる。

なお、新井イメルダ( アライ・イメルダ・ナガ)容疑者は住所不詳との報道がある。このことから自宅兼経営先法人の本店所在地マンションに同氏の居住の実態はなかったとも考えられる。

新井イメルダとその娘、新井ライカ容疑者のSNSアカウント

新井イメルダ( アライ・イメルダ・ナガ ) 容疑者とその娘、新井ライカ容疑者、F社の役員に就任している新井姓の女性と思われる人物Aに関してネットメディアリサーチを実施したがこの3人と判断できるSNS(Facebook 、 Twitter、Instagram)の確認には至らなかった。

雑感

コンピュータソフトウェアの運用上の技術サポート及びコンサルティング業務などを目的とする法人F社を家族経営していたと思われる新井イメルダ( アライ・イメルダ・ナガ )容疑者らによる「サポート詐欺」事件。

この法人が設立された本当の目的は何だったのだろうか。最初から「サポート詐欺」のための法人だったのだろうか。法人口座の開設や取得のためのペーパーカンパニーだったのだろうか。それとも……当初は……そのような意図はなかったのだろうか。なぜ、資本金は100万円なのか。

今後の捜査の広がりと併せ――非常に気になるところだ。


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Jean-Baptiste Roquentin運営者

投稿者プロフィール

Jean-Baptiste RoquentinはAlbert Camus(1913年11月7日-1960年1月4日)の名作『転落(La Chute)』(1956年)とJean-Paul Sartre(1905年6月21日-1980年4月15日)の名作『嘔吐(La Nausée)』(1938年)に登場するそれぞれの主人公の名前からです。
Jean-Baptiste には洗礼者ヨハネ、Roquentinには退役軍人の意味があるそうです。
小さな法人の代表。小さなNPO法人の監事。
分析、調査、メディア、社会学、政治思想、文学、歴史、サブカルなど。

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